弱励起時のQWR、Side-QW上部イメージ

前のページでは、細線に沿ったx方向のキャリア拡散を考察して きましたが、ここでは、Side-QWからQWRへの、 y方向 のキャリア拡散について考察したいとおもいます。

こちらの2つのイメージは、同じリッジ構造につきまして、 さきほどと同様なTop-Viewイメージを、量子細線(QWR)と側面量子井戸 (Side-QW)について取得したものです。 緑と青でしめされるラインは、それぞれのイメージの中央における 断面発光強度をプロットしたものです。

矢印の部分で示されたポジションでは、 QWRからの発光が強く、Side-QWからの発光が 弱いという相関関係を持つことがわかります。
これは、表面積の大きいSide-QWで励起された キャリアが、QWRへと効率良く流れ込むために 生じるものだと考えられます。

ここで、緑と青のラインで示された断面発光強度を比べてみますと、 QWRの発光強度は、Side-QWに比べて大きな振幅と周期をもっていることが わかります。
これは、QWRでは横方向(x軸方向)の拡散が起きるために 生じるものであると考えられます。

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