発振スペクトル

こちらが前々回の発表で報告いたしました、 リッジ型試料からのレーザー発振スペクトルの様子です。 横軸がエネルギーをあらわしています。

光ポンプのレーザー励起光源といたしましては、 527 nm(緑色)という比較的エネルギーの高い YLFレーザー第2高調波を利用しています。

YLFレーザー20mW以下という弱励起下におきましては、 1.60 eV付近にスペクトルピークをもつ QWR(量子細線)の基底状態からの発光が確認されました。

YLFレーザー励起パワーをあげてゆきますと、 次第にQWRの基底状態からの発光が飽和し、励起状態からの 発光が強くなってゆきます。そして、そのためにスペクトルピークが 高エネルギー側にシフトしてゆきます。

最終的にQWRの基底状態から76 meVだけ高エネルギー側にシフトした 励起状態においてレーザー発振が確認されました。 (図中のピン!とたっている鋭いピークは、波長の一つに定まった レーザーが放出していることをあらわしています。)

私たちは、このレーザー発振の様子をより視覚的に捉えるために、 空間分解した発光イメージを取得いたしました。 その様子を次にしめします。

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