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[2006-11-21-4]でもメモしたが、もう一度メモ。
yatex1.73をNTEmacs22.0.90にインストールした。
makefileをいじって
export DISPLAY=":0.0" make elc make installしたらできた(MSYSのsh)。その際、makefileは以下のように編集した。installコマンドのフルパス指定が私的なキモだった。
$ diff -u makefile.orig makefile --- makefile.orig Wed Jul 20 22:02:46 2005 +++ makefile Mon Apr 16 13:46:10 2007 @@ -3,11 +3,13 @@ # # Edit these variables to be suitable for your site -PREFIX = /usr/local +PREFIX = /c/programs/emacs-22.0.90 +EMACS = emacs +EMACSDIR = ${PREFIX}/22.0.90 ## mule2 -EMACS = mule -EMACSDIR= ${PREFIX}/lib/${EMACS} +#EMACS = mule +#EMACSDIR= ${PREFIX}/lib/${EMACS} ## emacs20 #EMACS = emacs #EMACSDIR= ${PREFIX}/share/${EMACS} @@ -26,16 +28,16 @@ # LISPDIR = ${EMACSDIR}/site-packages/lisp/yatex DOCDIR = ${LISPDIR}/docs HELPDIR = ${EMACSDIR}/site-lisp -INFODIR = ${PREFIX}/info +INFODIR = ${EMACSDIR}/info TAR = tar -INSTALL = install -c -m 444 +INSTALL = /bin/install -c -m 444 MKDIR = mkdir -p INSTINFO= install-info # Comment out below if you are using Emacs Windows(meadow, etc) -GEO = -geometry 80x20+0+0 +#GEO = -geometry 80x20+0+0 ################### # Do not edit below
「NTEmacs22 CVS + IME.patch のバイナリ」 から頂いたNTEmacs22(GNU Emacs 22.0.93.1 (i386-mingw-nt5.1.2600))にYaTeX1.73を導入し、TeXファイルのオープンとタイプセットが無事に行えることを確認した。
[2006-11-21-6]に、emacs22とyatexの組み合わせがうまくいかなかったとメモしていたが、これが何故解消されたかはわからない。まあemacsもyatexもバージョンが上がっているので、何かと改善された点があるのだろう。
当時のメモに「根が深そうだ」とか偉そうなことを書いてしまったが、emacsやyatexのバージョンも、エラーが出るタイミングなども記述し忘れ(当然覚えていない)たため、後の原因究明にちっとも役に立っていない。記録する能力というのは重要だなあと改めて認識した。
画像ファイルを画像データたらしめているのは、ファイル名ではなく画像そのものである。つまり、画像に対していちいちファイル名を用意してそれを基に管理するのは面倒でナンセンスだと考える。(「横着プログラミング 第1回: Unixのメモ技術」を読んでこの考えに至った)
TeXによる文章で図を挿入する際には画像をファイル名で指定する。で、それに対してラベル文字列\label{...}を付し、これが後の参照に使われる(「図\ref{...}」が「図2.4」とかになる)。つまり画像(図)を管理するため2種類もの文字列が使われていることになるのだが、これは2重に面倒である。「ファイル名をラベル文字列とする」とルールを定めれば1重の面倒に改善されるが、それでもファイル名管理の煩わしさは残る。不精な私にとっては、アタマに思い描く画像とファイル名の対応をいちいち把握しておくことはとても面倒だ。
私はTeXの文章作成時には、YaTeXという便利なTeX文書作成補助パッケージを愛用している。これに参照コマンド\refの入力支援機能が備わっているが、そこではラベル文字列の代わりにキャプション文字列で図を管理する。通常キャプション文字列はファイル名などと同じになり得ないので、画像(図)を指定するための文字列を新たに増やしてしまっていることに相当する。これは別にyatexの設計が悪いわけではなく、平テキストで画像入り文章を扱っている以上仕方のないことなのだが、やっぱりこのテの把握と管理は面倒である。
画像のインライン表示によって、この面倒さを解決できないかなあと考えている。emacsは21から画像の表示がサポートされたようなので、例えばTeXのソース編集中に\includegraphics{...}付近に実際の画像の縮小版を表示させることも可能だと思う(画像表示の機構は知らないので、具体的な技術的課題なんかはわからん)。で、その図を\ref{...}する際にも、文書中の画像(図)をサムネイル表示させた上で参照先を選ばせるようにすれば、ラベル文字列との対応でいちいち悩む必要は無い。この時ラベル文字列はただの内部変数の様な役割なので、他と干渉さえしなければ何でもよいはず(ファイル名とか)。\ref{...}付近にも適宜画像を表示させれば、執筆中の文書の見通しも良くなりそうだ。
TeXとは関係ないが、メモツールhowmでも似た事情がある。ちょっとした画像をメモ代わりに残したくなることはあるが、いちいちそれっぽいファイル名を考えて後日アクセスできるようにするのが億劫で、結局残さないなんて本末転倒なこともある。日付+時間とかで必ずuniqueになるファイル名を適当に自動でつけ、メモ中にインライン表示できるようにすれば、気兼ねなく「メモ画像」を扱えるのではと思う。
とりあえず今日は思ったことをメモするだけ。実装したいが、どのくらいの手間暇がいるのだろうか?以下に画像表示のelisp例が記述されていた。
・横着プログラミング 第1回: Unixのメモ技術
・Poohのページ
File mode specification error: (error "Non-hex digit used for Unicode escape")とか出た。根が深そうである。Meadow3なら特に問題ないようだ。
makefileのEMACSとEMACSDIRをいじっておいて
export DISPLAY=":0.0" make elc make installでできた。
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