PuTTYとは、 Windows用のTelnet及びSSHクライアント。Telnetは平文でパスワードが流れて危険であるため、 現在ではSSH、中でもSSH2の使用が推奨されている。PuTTYはWindowsで使える代表的(多分) なSSH2対応SSHクライアントで、柔軟な設定が可能で、さらにソースコードも公開されていて、 各種パッチを適用することができて便利。

パッチ

日本語化

hdkの自作ソフトの紹介というページに日本語に対応させるためのパッチがある。適用後にビルドすると putty.exe という日本語対応済の実行ファイルが生成されるが、 メニューなども日本語にするためには puttyjp.lng のファイル名を putty.lng に変更する必要がある。(逆の変更でもよい)

INIファイル及びPortForwarder

ARI's 資料館に、設定をINIファイル保存させるためのパッチなどが公開されている。

ごった煮

蛭子屋本舗で、上記パッチをまとめたもの+αが公開されている。PuTTY β 0.56 ごった煮版

右ALTキー

以下はPuTTY: A Free Win32 Telnet/SSH Client (2ch) における 598氏の記述と同一。

作者はヨーロッパの非英語圏の人らしく、右ALTを特別な用途で使用するみたいなので、 デフォルトでは右ALTキーが無効である。これを有効にするためには window.c の

if ((HIWORD(lParam) & KF_ALTDOWN) && (keystate[VK_RMENU] & 0x80) == 0)

という部分を

if ((HIWORD(lParam) & KF_ALTDOWN))

としてやればOK。

(これは、上のごった煮パッチにマージされている模様)

円マーク、バックスラッシュ

以下はPuTTY: A Free Win32 Telnet/SSH Client (2ch) における 234氏の記述と同一。

PuTTYでは、ASCII文字コード0x5c(バックスラッシュ、円マーク)の表示に処理を施しているため、 この文字の表示が予想と異なったものとなる。これを回避するには unicode.c の

unitab_line['\\'] = ATTR_OEMCP + '\\';

という行を削除すればOK。


Last-modified: Mon, 06 Dec 2004 20:32:18 JST