目的のプログラムがひとつのソースファイルで完結している場合、実行ファイルを得るのは簡単で、コマンド一発で全てが終わる。しかし複数のソースやライブラリ・オブジェクトが存在し、それらに依存関係がある際には、コンパイルの順序など話がややこしい。makeは、その状況を解決する手助けとなる。Makefileなるファイルに記述されたルールに従って、複数のファイルがコンパイル・リンクされてゆく。任意のコマンドが実行できるので、不要ファイルの削除やらテストプログラムの実行・比較も盛り込めるあたりが便利。

*link
-[[Make と Makefile の説明:http://www.unixuser.org/~euske/doc/makefile/]]
-[[知って得する GNU make うんちく:http://meraman.dip.jp/make/gmake.html]]
-[[Intelによる、Fortran90のモジュールを含むmakefileの例:http://www.intel.com/software/products/compilers/flin/docs/for_ug1/fced_mod.htm]]
*マクロ展開
 $@ ターゲット
 $^ 依存するファイル