[[PuTTY:http://www.chiark.greenend.org.uk/~sgtatham/putty/]]とは、 Windows用のTelnet及びSSHクライアント。Telnetは平文でパスワードが流れて危険であるため、 現在ではSSH、中でもSSH2の使用が推奨されている。PuTTYはWindowsで使える代表的(多分) なSSH2対応SSHクライアントで、柔軟な設定が可能で、さらにソースコードも公開されていて、 各種パッチを適用することができて便利。

*パッチ

**日本語化

[[hdkの自作ソフトの紹介:http://hp.vector.co.jp/authors/VA024651/]]というページに日本語に対応させるためのパッチがある。適用後にビルドすると putty.exe という日本語対応済の実行ファイルが生成されるが、 メニューなども日本語にするためには puttyjp.lng のファイル名を putty.lng に変更する必要がある。(逆の変更でもよい)


**INIファイル及びPortForwarder

[[ARI's 資料館:http://www007.upp.so-net.ne.jp/bemax/arita/]]に、設定をINIファイル保存させるためのパッチなどが公開されている。

**ごった煮

[[蛭子屋本舗:http://yebisuya.dip.jp/]]で、上記パッチをまとめたもの+αが公開されている。[[PuTTY β 0.56 ごった煮版:http://yebisuya.dip.jp/Software/PuTTY/]]


**右ALTキー

以下は[[PuTTY: A Free Win32 Telnet/SSH Client (2ch):http://pc.2ch.net/test/read.cgi/unix/1014702733/]] における [[598氏:http://pc.2ch.net/test/read.cgi/unix/1014702733/598]]の記述と同一。

作者はヨーロッパの非英語圏の人らしく、右ALTを特別な用途で使用するみたいなので、 デフォルトでは右ALTキーが無効である。これを有効にするためには window.c の 
 if ((HIWORD(lParam) & KF_ALTDOWN) && (keystate[VK_RMENU] & 0x80) == 0)
という部分を 
 if ((HIWORD(lParam) & KF_ALTDOWN))
としてやればOK。

(これは、上のごった煮パッチにマージされている模様)

**円マーク、バックスラッシュ

以下は[[PuTTY: A Free Win32 Telnet/SSH Client (2ch):http://pc.2ch.net/test/read.cgi/unix/1014702733/]] における [[234氏:http://pc.2ch.net/test/read.cgi/unix/1014702733/234]]の記述と同一。

PuTTYでは、ASCII文字コード0x5c(バックスラッシュ、円マーク)の表示に処理を施しているため、 この文字の表示が予想と異なったものとなる。これを回避するには unicode.c の 
 unitab_line['\\'] = ATTR_OEMCP + '\\';
という行を削除すればOK。