老舗の仮想マシン環境構築ソフト。昔Turbo LInux6に付属のVMWare Expressを使っていた。プログラミングが多少解るようになって、仮想マシン環境があるといいなと思うようになったのと、最近VMWare ServerがFreeになったことで、もう一度いじろうと思った。
仮想マシンのネットワーク周りはVMWareの自信作のようである。柔軟性は大きいが、それなりに知識が無いと使いこなすのは難しい。
ネットワークの種類 | インターフェース |
ブリッジ | VMnet0 |
ホストオンリー | VMnet1 |
NAT | VMnet8 |
VMWareのDHCPサーバ
仮想マシンは、ホストの物理ドライブをそのまま認識できるが、HDD上のイメージファイルをも使える。こちらの方が速度も早いし入れ替えの手間もないのでgood。イメージ自体はddコマンドで簡単に作れる。
Windows2000あたりからCDブートという概念?ができてインストールの作業が随分楽になったが、それより前のWindowsのインストールには基本的にDOS起動ディスクが必要となる。
このあたりからCDブートという概念?ができたから、起動ディスクの役割やサポートは縮小される。 だがセットアップ起動ディスクなる起動ディスクの作成がサポートされている。2000の場合、\bootdisk\makeboot.exeから作れる(4枚)。XPはよく知らないが、以下からイメージが取得できるようである。恐らく6枚のフロッピーが必要。
ただ、これらは2000及びXPのセットアップのためのディスクなので、これらで起動して9x系のセットアップをすることはできない気もする(試してない)。
2000のCDがあれば、セットアップ用ではない起動ディスクも作成できる(参考:http://homepage2.nifty.com/winfaq/w2k/boot.html#952)。(CD)\VALUEADD\3RDPARTY\CA_ANTIV\MAKEDISK.BAT からウィルスチェック用の起動ディスクが作れるのである。起動時のチェックはこの目的だと不要なので、適宜Autoexec.batを編集すると良い。
起動ディスクでCDのサポート付きでブート ==> format やら fdisk やら ==> セットアップ
が一般的な流れである。起動ディスクは、製品CDに付属していたり、インストール中に作成したり、コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」から作成することによって手元に存在するはずである。win98の起動ディスクからwin95のインストールも可能のようだ。
が、CDはあるものの、フロッピーの方は紛失したり腐ったり(私のものは、98のものは生きていたが95は腐っていた)で、かつ身近に9x系が稼働するマシンが無かったりなどという場合もある。色々と考えてみたものの、こういう状況においては9x系のインストールはなかなか難しそうである。
Windows 2000/XPが稼働しているならこれらのセットアップ起動ディスクは作れるが、これらはDOS起動ディスクっぽく見えるものの、中をのぞいてみると見慣れぬファイルばかりで、AUTOEXEC.BATやらCONFIG.SYSやらいつものメンバーはいない。2000ならウィルスチェック用のDOS起動ディスクは作れるものの、この中にツールは入っていない。頑張ってWin98のCDからformat.com(WIN98\WIN98_29.CAB)、fdisk.exe、mscdex.exe(BASE5.CAB)を見つけて入れてコピーはしてみたものの、実行しようとすると「MS-DOSのバージョンが違います」とつっぱねられてしまった。
Windows 95で作成した起動ディスクにはCD-ROMドライブのサポートが含まれていない(確かCD-ROMドライブ自体必要なデバイスではなかったはず)。使うための手順を以下にメモる。というより殆どDOSでCD-ROMを使う方法というすばらしい文書の抜粋である。
こうして起動ディスクにCD-ROMのサポートが加わるので、これで起動するとWindows 95のCDが認識でき、インストールの作業が開始できる。しかし私の環境(VMWare Server beta)だと、インストール中に促される再起動をそのまま行ってHDDブートすると、CD-ROMが認識されず、インストールの続きがつまずく。あらかじめCD-ROMの内容を全てHDDに退避すべきだったかなあと思いつつも、以下の様にすれば無事にインストール作業を続行することができた。
echo DEVICE=C:\WINDOWS\MTMCDAI.SYS /D:MTMIDE01 >> C:\CONFIG.SYS echo C:\WINDOWS\MSCDEX.EXE /D:MTMIDE01 /M:10 >> C:\AUTOEXEC.BAT