出先などでメールを見たい場合がよくある。これに対する解としては、常時稼働のUNIXマシンにコンソールからメールの送受信ができる環境を整えることが最善に思える。ターミナルさえあれば、接続元の場所はおろか、OSすら問題とならないからだ。現在nwなemacsとWanderlustを使っていて何の不満もないが、ちょっとmuttにも手を出してみる。
ソースからの導入を試みる。下地のシステムはWhite Box Enterprise Linuxである。準備すべき環境はiconvとS-langだが、前者はglibcについているもので大丈夫だと思われる。後者は、Mutt Japanese Editionより日本語パッチがあたったものを入手した。muttのみで使うのであれば、makeのみでインストールしないでも良いみたい。
同様に日本語パッチのあたったmuttも入手し、
./configure --prefix=/HOME/usr --with-slang=/HOME/usr --enable-default-japanese --without-wc-funcs --with-regex
としてconfigureすれば、無事日本語のメールが読めるようになった。(--without-wc-funcsが効いた?)