USBメモリからブートできるLinuxでいいのはないかと探しているうちに到達したLinuxディストリビューション *USBメモリでの使い方 [#d5ec64dc] 残念ながら、ダウンロードしてコピーしてハイ終わりというわけではなく、幾つかの手順を踏む必要がある。 下記は基本的には[[Run GNU/Linux from a USB pen drive:http://os.newsforge.com/article.pl?sid=05/07/08/1522251&tid=2]]の記事の通りである。作業はWindows上で行った。 +USBメモリを準備し(下記のfrodoなら容量は64MBでOK)、FAT16(ただの"FAT"の表記は、きっとFAT16のことなのだろう)でフォーマットする +[[本家:http://www.slax.org/]]より slax-frodo-5.1.7b.iso をダウンロード +[[DAEMON Tools:http://www.daemon-tools.cc/dtcc/index.php?s=6de3d2fc35a2de1e749dee576faf8ef2&]]を使って前述のisoをマウント し、全ファイルをUSBメモリにコピー +bootディレクトリにあるvmlinuz、initrd.gzをルートディレクトリ(ドライブ直下)にコピー(移動でもいいのだろう) +isolinux.cfg を syslinux.cfg にリネームした上で編集する。boot/vmlinuz、及びboot/initrd.gzの表記からboot/を削る。これはひとつ前の操作に対応したもの。 +[[syslinux:http://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/]]を入手し、展開する。私は[[3.20:http://www.kernel.org/pub/linux/utils/boot/syslinux/syslinux-3.20.zip]]を使った +syslinuxを実行する。Windows用バイナリはwin32ディレクトリに格納されている。ここで e: はUSBメモリのドライブ syslinux -s e: これで一応作業終了で、USBからブートできるマシンではきっとブートできるはず。 私の環境では、デスクトップ(MSI K8T Neo-FIS2R)ではブートが成功したが、ノート(IBM Thinkpad T42)だとメモリベンダによって振舞が大きく変わった。 | ベンダ | 型番 | 容量(MB) | 症状 | h | ベンダ | 型番 | 容量(MB) | 症状 |h | Transcend | TS256MJF110 | 256 | USBメモリを無視され。そのままWindows起動 | | Imation | Flash Mini512 | 512 | "Missing Operating System"と表示され終わる | | Princeton | PFU-2TB512 | 512 | 真っ黒の画面で反応なし | | Buffalo | RUF2-S1G-BK | 1024 | USBメモリを無視され。そのままWindows起動 | | ELECOM | AU201GBS | 1024 | BIOSで認識してくれない | | SILICON POWER | SP512MBUF2000V4B | 512 | 無事SLAX起動 !! | これが相性というやつか?USBによるブートは、まだまだ先の時代の話なのかもしれない。 *link [#a483f41d] -[[本家:http://www.slax.org/]]